【B】FX用語集
「BUY ON DIPS」とは、その予想を出した時点より下落した時点で買う、または、予想レンジの下限で買うことをいいます。いわゆる押し目買いであり、「すぐに買う」よりは弱い買い意欲の状態です。一方、「SELL ON RALLIES」とは、その予想を出した時点より上昇した時点で売る、または、予想レンジの上限で売ることをいいます。いわゆる噴き値売りであり、「すぐに売る」よりは弱い売り意欲の状態です。
BRICs
BRICSとは、最近経済成長率の高いブラジル、ロシア、インド、中国の4ヵ国を一つのグループとして表現する時の名称です。それぞれの国の頭文字(Brazil,Russia,India,China)が取られていて、「ブリックス」と読みます。元々はゴールドマン・サックス社がレポートで使ったのをきっかけに、その後、広く使われるようになりました。各国とも国土が広く、天然資源が豊富で人口が多いことが共通していて、この共通項を基盤に高い成長率を維持しています。
【C】FX用語集
シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ。シカゴにある先物取引(Future)を行っている取引所。
【E】FX用語集
電子仲介システムのことで、ボイスブローカーに頼らずに各銀行などに設置された端末から直接為替取引の注文を出すことができる仲介方法です。
ECB(European Central Bank)
欧州中央銀行。1999年のユーロ発足に先立ち、1998年新たにユーロ圏の中央銀行として設立されました。
ERM
ユーロ導入前、多くのEU加盟国が採用していた「各通貨が互いに一定の範囲内で変動するシステム」すなわち為替相場機構(Exchange Rate Mechanism) のことをいいます。EU(欧州連合)の欧州通貨制度(EMS)の中核をなす為替相場の安定機構で、EU加盟国通貨間(各2カ国間)に中心レートを設け、相互に2.25%の変動幅内に安定させる介入義務を負う、というものでした。
EU(European Union)
欧州連合。経済的な統合を中心に発展してきた欧州共同体(EC)を基礎に、欧州連合条約(マーストリヒト条約)に従いまして、経済通貨統合を進めるとともに、共通外交安全保障政策、司法・内務協力等のより幅広い協力をも目指す政治・経済統合体です。本部はベルギーのブリュッセルに置かれています(欧州議会は仏ストラスブール、欧州中央銀行は独フランクフルト)。現在の加盟国は27ヵ国(オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、英国)です。
EUの拡大
EU(欧州連合)は、過去何度かの拡大に成功しています。原加盟国は6カ国(ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ)ですが、以後、1973年にデンマーク、アイルランド、英国、1981年にギリシャ、1986年にポルトガル、スペイン、1995年にオーストリア、フィンランド、スウェーデン、2004年にチェコ、エストニア、キプロス、ラトヴィア、リトアニア、ハンガリー、マルタ、ポーランド、スロベニア、スロバキア、そして2007年にブルガリアとルーマニアがそれぞれ加盟しています。その他、クロアチア、トルコ、マケドニアが現時点での加盟候補国となっています。EUにとって、EUの拡大は、ヨーロッパの安定と繁栄のために大きな意義をもっているとされています。反面、国力の格差の大きな国同士が一つの経済圏を形成することにより、賃金の安い国への工場の移転により、賃金の高い国で失業率が上昇するなど、問題点も指摘されています。
ETF
ETF(Exchange Traded Funds)とは株式と同じように証券取引所に上場している投資信託のことです。収益を得る権利を株式のように上場して、取引所で自由に売買できるようにしたものです。
【F】FX用語集
米国のFRBの金融政策を中心に、人事も含めたあらゆる動きを専門に観察、分析している専門家のことをいいます。報道機関や金融機関、調査会社などに属しており、彼らのレポートによって、FRBの意思決定のプロセスやタイミングなど、きめ細かい情報が解説されます。
FFレート(Federal Funds Rate)
米国の代表的な短期金利で、金融政策の誘導目標金利になっています。フェッド・ファンドは、リザーブを預けてある預金口座で、この預金には利子はつきません。準備金に余裕がある銀行は、資金を他行に貸し付けて運用しています。フェッド・ファンドを市中銀行同士で貸し借りする時の利率をフェデラル・ファンド・レートといいます。また銀行間で即日利用可能な短期資金を無担保で取引する市場のことをフェッ ド・ファンド市場(federal funds market)といいます。 FFレートは日本のコール金利、FFマーケットは日本のコール市場に相当します。
FOMC(Federal Open Market Committee)
連邦公開市場委員会。米国の連邦準備制度の金融政策に基づく公開市場操作(マネーサプライの調節、金利・為替水準の誘導等)の方針を決定します。例えば金利操作が事前予想の範囲を大きく超える場合などは、為替にも大きな影響があります。
FRB (Federal Reserve Board /Board of Governors of the Federal Reserve System)
米連邦準備制度理事会のことです。連邦準備銀行もFRB(Federal Reserve Bank)ですが、連邦準備制度理事会では、公定歩合・支払準備率・公開市場操作などの金融政策 を行います。FRBは日本の日本銀行と同様、アメリカの中央銀行に相当する機関 で、現在の議長はベン・バーナンキ氏です。
【G】FX用語集
無期限の指値で、注文を取り消すまで有効になります。
GDP(Gross Domestic Product)
国内総生産。一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額。経済を総合的に把握する統計で、GDPの伸び率が経済成長率に値する。
G7(Group of Seven)
7カ国財務相・中央銀行総裁会議。7ヶ国(Group of Seven)は、日本、米国、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダを指します。またロシアを加えて「G8」と呼ぶこともあります。「G7」は、原則として年3回開催されます。会議の結果は外国為替市場や国際金融市場に大きな影響をもたらすことがあります。
G20・G7・G8
G7(先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議。米・英・独・仏・伊・日・加)は元々、先進国間の協議の場として生まれたものですが、最近は先進国とエマージング諸国との対話の場に変わり始めています。まず、1990年代にロシアと先進国との協議が行なわれ、98年にロシアの主要国首脳会議への正式参加(G8)が決まりました。そして、翌99年には先進国とエマージング諸国の財務相・中銀総裁の協議の場としてG20(財務相・中銀総裁会議。米・英・独・仏・伊・日・加・豪州・中国・ロシア・ブラジル・インド・アルゼンチン・インドネシア・韓国・メキシコ・サウジアラビア・南ア・トルコ・欧州連合)が創設されています。今後も先進国と中国などエマージング諸国の協調と対話がますます重要視されています 。
【I】FX用語集
International Monetary Fund(国際通貨基金)の略。国際的な金融協力や外国為替相場の安定を図る目的で設立された国際協力機関です。加盟国の出資金を原資として、国際収支が悪化した国に融資を行っています。現在、加盟国は183カ国に上ります。本部は米国ワシントンDCにあります。
IMM
International Monetary Marketの略。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)にある国際通貨市場。
IMM通貨ポジション
シカコ・マーカンタイル取引所(CME)にある国際通貨市場をIMM(International Monetary Market)といいますが、そこでの取引に参加しているヘッジファンドや金融機関などが、いまどの通貨を買い持ち、売り持ちにしているのかを示します。ここでのポジションの傾き具合をみてトレンドを判断する材料にする人もいます。
IFD
IFDとは、一つの銘柄に対して売り注文と買い注文を一度に指定する注文方法のことです。一方の注文が約定されると、もう一方の注文が有効になります。
IFO
IFOとは、OCOとIFDを組み合わせた注文方法のことです。
【J】FX用語集
輸出入価格と数量の変化に一定のタイムラグがあることから、通貨安(通貨高)が、当初は逆に貿易黒字を縮小(拡大)/貿易赤字を拡大(縮小)させる効果があります。その形状がアルファベットの「J」に似ているためJカーブ効果と呼ばれています。例えば、日本の場合、円安で価格競争力が高まり輸出数量が増加するまでの間は、ドル建て輸出額は円安分だけ減少します。やがて時間の経過とともに需要が拡大しドル建て輸出額は増加します。一方、輸入は価格上昇により需要が減退するまでの間は数量が急には減らず、時間の経過とともに輸入数量が減少していきます。つまり、円安になっても、はじめは輸出額が大きく増加せず、輸入額が増大するため当初は逆に貿易黒字が減少し、タイムラグをともなって増加に転じるということです。
【M】FX用語集
MMFとは、安全性の高い短期の債券や短期金融商品で運用される公社債投資信託です。 元本保証ではありませんが銀行の1ヶ月定期のように気軽に使う事ができます。
MRF
MRFとは、安全性の高い短期の債券や短期金融商品で運用される公社債投資信託です。 引き出しがいつでもできることから、証券会社の普通預金と言われています。 もちろん投資信託の一種ですので元本保証ではありませんが、MMFよりもさらに安全性が高いと言えるでしょう。
【O】FX用語集
「One side done then Cancel the Other order」の略で、優先順位のない2つのオーダーを同時に出し、どちらか一つが約定したならば、残りの一つは自動的に取り消しするようにするものです。たとえば現在、1ドル=115円でドル買いポジションをもっていて、もう少しドル高になりそうだと期待しているが、逆にいくようなら一度ポジションをクローズして様子を見たいと考えているとします。その場合、117円までいったならば利益確定をし(指値オーダー)、逆に114円になったならば損切りをする(逆指値オーダー)、という2つのオーダーを、OCOを使うことによって一度に出すことができます。
OTC
OTCとは、買い手と売り手が直接売買を行うことです。Over The Counterの略で店頭取引とも言います。 市場を通じて売買を行う場合、投資家はその市場に参加している不特定多数と取引しています。 それに対しOTCでは、決められた相手と取引を行います。 一般的には投資家と証券会社などの金融機関との間で取引が行われています。OTCは相対取引とも言います。
OCO
OCOとは一つの銘柄に二つの異なる注文を出し、一方の注文が約定されるともう一方の注文がキャンセルされる注文方法のことです。 OCOは、「One Cancel the Other」の略です。 注文の出し方は、二つの売り注文、二つの買い注文というような注文方法があります。
【R】FX用語集
REIT(Real Estate Investment Trust)とは、不動産投資信託のことです。 複数の不動産に投資して、その賃貸収入や売却益などを投資家に分配する商品です。 REITは株式と同じく市場で売買されているので、いつでも売却することができます。 代表的な投資商品である株式や債券とは異なった値動きをすることから、 分散投資の投資先の一つとして注目を集めています。
【T】FX用語集
米国長期国債(通常は30年債)のことです。
TTS
銀行の電信売相場(Telegraphic Transfer Selling Rate)の略称です。「Selling」とありますが、購入する企業や個人から見れば「外貨を買う」ということになります。ドル/円の場合、仲値(TTM)より1円高いレートとなり、仲値が1ドル=100円だとすると、TTSは1ドル=101円となります。
TTB
銀行の電信買相場(Telegraphic Transfer Buying Rate)の略称です。「Buying」とありますが、企業や個人の立場から見れば「外貨を円に換える(買ってもらう)」ということになります。ドル/円の場合、仲値(TTM)より1円安いレートとなり、仲値が1ドル=100円だとすると、TTBは1ドル=99円となります。
TTM
仲値のことです。銀行が、個人などの顧客取引や、10万ドル未満の外国為替取引をする際の基準レートとして用いる外国為替レートを仲値といいます。東京市場の場合、一般的には、9時55分ごろのレートを参考に仲値を決めていますが、仲値決済のドルが不足しているときに「仲値が足りない」あるいは「仲値不足」といわれたりします。その場合、足りないドルを市場で、購入する必要がありますから、9時55分ごろに向けて、ドルが上昇しやすくなります。
TOPIX
TOPIXとは、Tokyo Stock Price Indexの略で、東京証券取引所が計算、公表している日本株の代表的な株価指数の1つです。 東京証券取引所の一部上場銘柄1,700社の株価が計算対象となっており、 1968年1月4日の東証一部上場の全銘柄の時価総額を100として算出しています。 投資を行う際の投資判断の目安として、日本の株式市場の大きな動きを把握する際などに用います。 このTOPIXに連動した値動きをするインデックス型と呼ばれる投資信託が販売されています。

